体の調子が悪いと感じたら姿勢を見直すタイミング
「最近カラダの調子が悪いなぁ」
「すぐ腰が痛くなる」
若いころは寝れば疲れもとれていたのに、最近は疲れがたまるし、体調もよくない。
そんな風に感じている人は、普段の姿勢が悪くなっているかも。
ちょっとしたときに意識することで姿勢の悪さは減っていくので、筋トレよりもまずは自分にもっと目を向けてみませんか。
なぜ姿勢を見直す必要があるの?
通勤電車の中でスマホを見ているとき、デスクで仕事中のとき
普段の生活で自分がどんな姿勢になっているか見たことはありますか。
メディアに出たりする人でもない限り、自分の姿勢を見る機会って少ないと思います。
おそらくほとんどの人にこんなクセがあるのではないでしょうか
- 猫背で一日中PC作業している
- ずっと顔を下に向けてスマホを見ている
- 電車で座れるとすぐに足を組む
実は、その姿勢がカラダの調子をどんどん悪くしている可能性があるので、
一度普段の姿勢に目を向けてほしいです。
姿勢が悪いとカラダの調子も悪くなる
姿勢が悪いとどうなるかと言えば、一つはカラダの一部に負荷がかかってしまい、その負荷がかかりつづけることでケガをしてしまうパターンがあります。
たとえば、反り腰。
これも悪い姿勢の一つですが、
反り腰になると腰上の背骨が通常よりお腹側によってしまいます。
その結果、上半身と腰の位置が遠くなり、
上半身を支えるために肩周りの筋肉が頑張ることになります。
また、運動したさいには、上半身の重みが腰に集中してしまうため、腰痛になりやすいです。
姿勢が悪いと調子が悪くなるもう一つの例は、猫背です。猫背になると脳はストレスがかかっていると判断してしまいます。
というのは、
脳自体は外の情報を認識できないため、カラダからの情報を集めています。
背中を丸めて猫背になるということは防御態勢をとることになるので、脳が敵から襲われる可能性があると判断してしまい、ストレスホルモンなどを放出しカラダを興奮状態にさせてしまいます。
休日に部屋でくつろいでいるとリラックスしているように見えて、実は常に興奮状態になっているかもしれません。そうなるとせっかくの休みなのにカラダの疲れもとれませんよね。
姿勢というのは思いのほか、カラダの内部に影響を与えています。
姿勢の見直しのススメ
普段の姿勢がカラダに影響があるのはわかったけど、どうすればいいの?という疑問が出てきたと思います。
でも、ひとまずは何か筋トレなどの対策をするというよりは、ふとしたときに自分の姿勢を気にしてあげるのがよいです。
- 電車で座った時に無意識に足を組んだりしているな、
- 歯を磨いているときに、体重がつま先によっていて腰が反っているな、
- 家の玄関でドアを開けるときに猫背になっているな、
など、普段のちょっとしたタイミングで姿勢を気にしてみてください。
そのちょっとした、日々の積み重ねが今後の人生の良し悪しに影響してきます。普段から人に気遣いしている人が多いですが、一度自分にも気遣いをしてあげましょう。