ランナーならなるべく避けたい故障につながるかもしれない道の形状
いつも競技場で練習できるという人、河川敷の平坦なコースが近場にある人というランナーは少ないです。市街に住んでいるランナーであれば、普段の練習場所は道路や近所の公園が多いのではないでしょうか。
ただ、道路は路面状況がさまざまなため気を付けなければ、足に余計な負担をかけることになるので注意したいところです。
この記事では、足への負担が大きそうな道の特徴を上げました。特に街中を走る人は、普段の練習場所がどうなっているか意識して足へのダメージをなるべく少なくするようにしましょう。
傾斜のある歩道
意外と気を付けたいのが、車が入れるようにしてある歩道の傾斜。
車が入れるように道路と敷地の間の歩道に傾斜を切り斜めにしてあるのですが、意外と角度がキツイです。傾斜に沿って足が着地するため、足首の角度が身体に対して不自然になります。
そのため、ふくらはぎや太腿、体幹に普段と違う負担がかかることになるので、トレーニングに良くない影響がでる可能性も。
走るなら、なるべく傾斜が少ない歩道を走るようにしましょう。
雨の日のタイルは走らない
道をおしゃれにするためにタイルや石が敷き詰められた道は雨の日は特に注意です。
ましてや傾斜がある場所は避けた方が無難です。
雨の日はシューズのグリップ力が弱まるため、最悪転んでケガするかもしれません。練習コース上にあり、どうしても走らないといけないなら低い方を走りましょう。もしくは、ストライドを小さくして通りすぎましょう。
同じ理由で金網などの金属の上も走らないようにしたいです。
しかし、こういう道を走るとペースは狂うし、転ばないように意識して走らないといけないので、あまりいい練習にはなりませんね。
できれば、雨の日はタイルなど滑りやすいコースは避けましょう。
同じ方向に急な曲がり角が多いコース
特に、公園などの短い周回コースで多いですが、曲がり角の多い道も要注意です。
というのは、半径が短いコーナーでは身体を傾けながら走ることになり、コーナー内側の足に負担が大きくかかってしまいます。
数周くらいならともかく、何周もしていると身体の同じところに曲がるたびに負担がかかるので、故障の原因になりやすいです。
また、見通しがいいコースなら良いですが、見通しが悪いコースでスピードを出していると他人と接触してケガをさせてしまうかもしれないので、単純に曲がり角が多いコースはやめましょう。
デコボコ・段差の多い道
アスファルトがボロボロになってデコボコしている道や段差が多い道を走るのは避けたいです。
特に夜中の足元が見えづらい状態で走るのはやめた方がいいでしょう。
というも、デコボコな道に足を取られてしまうと、転倒の危険性がありますし、こけずとも捻挫をする危険性があります。
普段の故障の原因はコースにあるかも
今回はランニングするなら避けたい道を4つ挙げました。
どれも、日々ランニングをするランナーならできれば避けたい道です。
故障やケガの原因はランニングフォームや単にオーバーワークなどさまざまですが、練習コースが原因かもしれないということにも意識しておきたいですね。
こんな記事もあります:ランニングで起きやすいケガ・故障一覧
何気なく走っているコースが、実は知らず知らずのうちに身体の特定の箇所に負担をかけているかもしれません。
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