ランニング

足のトラブルを減らすランニングシューズの選び方: Part1

ランニングは手軽に始められるのがいいところですね。老若男女誰でも拒まずなスポーツ。

けど、簡単だからこそ知識なく始めてしまって逆に怪我や故障してしまうこともあります。例えば足に合わないシューズを履いてしまうと、爪がボロボロになったり筋肉痛める可能性があります。

かくいう私も中学時代は足に合わないシューズ選んでいたため、外反母趾気味になってしまいました。

運動するには足のトラブルは避けたいもの。特に成長期の子供や学生さんには足にあったシューズでトラブルなくスポーツをしてほしいと考えています。

だから、シューズは慎重に選んでほしいのですが、足の形は千差万別。あの人が勧めてくれたシューズを試したら全然合わないなんてことも。

自分にあったランシューは自分で見つけるしかないです。では、どうやってシューズ選べばよいか。伝えたいことが多過ぎて1ページで収まりきらないので、前後半の全2回にわけました。

ただ、この記事で伝えたいことはウェアやグッズは好きなものでいいから、シューズだけは足に合ったものを選んでください。「かっこいい」「カワイイ」「軽い」に惑わされず賢く買いましょう。

自分の足について知ろう

足のサイズを知ってますか

まずは足のサイズを測りましょう。そんなこと言われんでも自分の足のサイズくらい知ってるよと思うかもしれませんが、以外と足のサイズって変わるものです。ここらで自分の体情報をアップデートしましょう。

お店で測定してくれる場所もありますが、近くにないのであれば自分で測るしかありません。

その場合どうやって測るかですが、壁に踵をピッタリつけて壁から足先までの長さを計ります。足先はもちろん一番先端部分ですが、一番先端というのは足型によってかわってきます。後述しますが、親指が一番長い人や人差し指が長い人と人様々。

私の足なら人差し指が一番長く、だいたい24cmくらい。だいたい指先は親指分の余りが欲しいので、シューズのサイズは25cmくらいになります。25cm以下のシューズだとつま先が詰まって爪を痛める可能性大。

f:id:Mnaka:20181114125556j:image

後は足周りのサイズ。母趾球から小指の付け根を結んだラインの外周を計ってください。ただし、足周りのサイズは目安程度で構いません。右と左で1cm位の差がある人もいるくらいです。あとはシューズを履いて確認しましょう。

足の形

次は足の形です。普段人の足なんて気にしないものですが、銭湯とかで観察すると色んな足型があります。

足型を分類すると大まかに次のようにわけられます。

ピラミッド:親指が一番長い
スクエア:どの指も長さがあまり変わらない
ギリシャ:人差し指が一番長い

ここは大事なところです。足サイズの測定とシューズ購入で重要になります。先ほどの足の写真はギリシャ型ですね。まずは自分がどの足にあてはまるか知っておきましょう。

シューズの重さと形状の関係

シューズの構造

シューズも全て形が決まったものではなく、メーカーやモデルによって様々です。まずは、ランニングシューズ構造で一番重要なのはクッションの厚み。クッションの厚みは走力レベルで変わってきます。フィットネスよりの目的なら厚めを、レースよりの目的なら軽さ重視の薄めが基本的な考えです。
クッション性を重視するか、軽さを重視するか

記録を出すために速く走るにはシューズは軽い方が有利です。そのためクッション性をある程度犠牲にすることになります。

ただ、速く走りたいからといってこのようなシューズをランニング初心者がいきなり選ぶと、ほぼ足裏や膝を痛めるでしょう。着地時の膝への衝撃は体重の3倍程度もかかります。体重が60kgの場合、180kgですね。10kmも20kmも走るとなると片足で5000~1万回も膝に衝撃がきます。確実に膝にきます。

この着地の衝撃はマラソントップランナーでも変わりません。ただし、トップランナーは歩数自体が少なくなるためトータルの衝撃は少なめかもしれません。

私も最初レース用を買ったときはクッション性の高いシューズと交互に履いたり距離を短めにして徐々にならしました。レース用はやはり着地時の衝撃が体全体に響きました。特に足裏と膝への衝撃が大きかったです。

ひとまずここでは走力レベルに合ったシューズがあることを覚えてください。

ランニングシューズの選び方前半は、足の形とシューズの構造についてでした。第2回は実際にシューズを買う時の注意点についてです。

関連記事一覧