足のトラブルを減らすランニングシューズの選び方: Part2
今回は実際にランニングシューズ買うときに焦点をあてています。
足の形やサイズ、シューズについては前半記事で書きました。
今回も同じ事を繰り返しますが、合わないシューズでランニングすると故障やトラブルに繋がります。あなたの足に合ったシューズ選んでくださいね。
ネットで買うか店舗で買うか
ネットでポチっとすれば物が届く時代。ネットか店舗か迷いますね。それぞれにメリットデメリットはあるので上手く使いわけましょう。
ネットショッピング
ネットの良いところ言わずもがな、家から一歩も出ずに自宅にシューズが届くことでしょう。返品やサイズ交換出来るところも増えたので、足に合うシューズやメーカーが分かっていれば一番手っ取り早いです。
近くにスポーツ用品店がないという場合もネットが便利ですね。
デメリットとしては各メーカーや量販店のHPを見て回るのや返品交換が手間といったとこでしょうか。HPを見るのが好きな人はいいんですが、返品交換が手間と感じる人はサイズが微妙に合わないシューズでもそのまま履いてしまいそうなところが危ないですね。
店舗
店舗の良いところは色んなシューズが一度に見て回れるのと店員さんに相談ができるところです。
大きなスポーツ用品店なら、主要メーカーのシューズはほぼ置いてるでしょうし、旧モデルのセールもあります。もしかしたら、同じシューズが欲しいときに見つかるかもしれません。
試し履きが一度にたくさん出来るのもいいですね。私はだいたい小一時間くらいあれもこれもと試し履きします。また足にトラブルを抱えてるときはインソールなどの利用も店員さんに相談することができます。
試し履きのタイミング
履くなら自分が普段走る時間帯に試しましょう。帰宅してから走るのか、朝起きてから走るのか。
注意してほしいのが朝方走る人は、試し履き時のむくみに気を付けください。夕方になると足がむくんで靴下の後がすぐ消えないなんてことありませんか。そういう人はむくんだ足でサイズを決めて、使うときはむくみの無い時に履く。そうなると微妙にサイズ感に違和感出てきます。
また、レース用なら大会が多い午前中に試すのがいいですよ。
試し履き時のチェックポイント
試し履きしたらチェックするところは、爪先が詰まってないかとアッパーに当たってないか。横幅はキツくないかです。
下の写真はNIKE(左)とアディダス(右)を履き比べた時のものです。NIKEの方は見た感じパツンパツンです。サイドはキツすぎてシューズの形状が変わり、爪先は余裕が全く無くすべての指がアッパーに当たっています。
一方アディダスですが、サイドの締め付け感は無く爪先も親指の横幅一本分のあまりがあります。100 〜 150kmくらいの月間走行距離で半年間履き続けましたが、特に大きなトラブルは起きませんでした。
このようにメーカーごとに特徴があるので同じサイズでも合う合わないが出てきます。
写真のNIKEの靴は爪先が完全にアッパーに当たり横側もソールからはみ出しているので、履けはしますが長時間ランニングするとトラブルが起こる可能性が高いです。
他のランナーさんや店員さんもNIKEは小さめなので合う合わないがハッキリすると言っています。そのためカッコいい、カワイイと自分の好きなものを選ばない事が大事です。NIKEはデザインがよくオシャレに見えるので欲しくなってしまいますが、ランニングを続けるなら脳が欲しいと騒いでもグッとこらえて、足が求めてるシューズを買ってください。
日本人に合う形を作っていて大抵の店舗に置いてあるのはミズノ、アシックス、ニューバランスといったとこでしょうか。
足の計測は靴を買うごとにするのがいい
人間の体は常に変化しています。ランニングなどで体重が減ればその分足のサイズも変わってくるでしょう。
体重90kgの人が70kgまで減ると足の前後の長さは変わらないにしても、足周りのサイズはかなり違うはずです。そのため、シューズを買い直すときは足のサイズをはかり直しましょう。
足の計測方法は1回目で書きましたが覚えてますか?
まだ見てない人は一度確認してください。見たけど忘れた人は復習を。人間は忘れる生き物です。
計ってみましたか?運動を始めて新しいシューズを買い直すという人は以前と比べてサイズが変わっていませんでしたか。そうなると、もしかしたら好きなメーカーの靴も選ぶ候補に上がってきます。オシャレなシューズも履けるかもしれませんね。
最後に
何回でも言いますが、シューズ足に負担のかからないものを選んでください。合わないシューズで体を壊すなんて本末転倒ですから。
ランニングを続けていると遅かれ早かれシューズを買い換えるときがきます。その際に間違ったシューズ選びをしないようにしましょう。ここで書いてることは最低限の知識だと思います。ランニングシューズ選ぶときの参考にしてもらえると嬉しいです。
良いランニング生活を楽しんでくださいね。